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2007年 04月 23日
さて、ボチボチ交換作業に入ることにしよう。 まずはLLCを抜いて、ラジを降ろすか・・・。 あっ、ラジの後ろのエアダクトが先かな。 「そういやダクトにガムテープが巻いてあったよなぁ・・・。」 初めにこのクルマのエンジンルームを見たときから、エアダクトの蛇腹にガムテープが巻いてあるの知ってはいた。 ポリプロピレン製のダクトにガムテープはどう考えても胡散臭い。 とりあえず確かめておこう。 外したダクトからテープを剥ぎ取ると・・・案の定、パックリ裂けてしまってた。 応急処置のつもりだろうが、これはあまりにお粗末。 M氏に連絡して、かねてより計画の一部であったインタークーラーで有名なARC(アビイロードカンパニー)のスーパーインテークチャンバー装着を打診した。 M氏の了承を得て、注文しようと考えたのだが、自分の中で何か納得出来ない感じが残ったんで、もう一回考えてみることにした。 NA6にARCのインテークチャンバーは装着率がとても高い。 それは、あのエアダクトにとって変わる有力なパーツが他に見当たらないという理由もあるだろうし、なにより殺風景なエンジンルームがヒカリものでかっこよくなるのがウケたんだと思う。 でもなあ、あのパーツは何台も付けたけど、NA6の個体差なのか、はたまたチャンバーの寸法が合ってないのか、装着具合がイマイチなんだよねぇ。 加えてあの胃袋のような形状では、ラジの後ろを大きく塞いでしまうことになるから、冷却効率ということを考えても・・・。 よくよく考えてみると、あのチャンバーはエンジンの高回転の伸びを促すパーツだったはず。 そう、インテークチャンバーを装着したお客さんのほとんどが、高回転は伸びるようになったけど、低速トルクが減ってしまって辛いと言っていたっけ。 まあ、上が良くなってしまったことで、相対的に下のトルクが無くなったように感じていたのかもしれないが・・・。 サーキット派に付けて、喜ばれたことはあったけどなぁ・・・。 排気量を増やすとか、ファイナルをローギアードにしてれば低速域に不満はないのだろうが、ノーマルエンジンをマイナストルクにしたクルマじゃ、街乗りが辛くなるばかり。 こりゃ、パーツをプロデュースする人間としては、一考の余地があるなぁ・・・。 エアダクトについての情報を集めてみることにした。 ロードスターのデモカーを並べた本なんかを眺めていると、エアフロからスロットルまでがノーマルダクトままのクルマはほとんど居ない。 ARCの胃袋チャンバーも多いが、一方ではアルミらしきストレートパイプが幅を利かせてる。 このストレートパイプ、なんか、スーパーチャージャーを搭載してるみたいに見えるよ・・・。 んー、あれはどこが作ったパーツだろ? いくつか大きなメーカーを当たってみるが、そんなものをラインアップしているところはないようだ。 ってことは、どこかのショップのオリジナルだろうか? NA6のエアダクトは、真っ直ぐなパイプではなく、微妙にうねったラインで、その両端は90度に曲げてある。 これぐらいのものなら、設備とかがしっかりしてるところなら作れてしまいそうな感じではある。 みんなそれぞれにイキツケの店のオリジナルをつけているってことも考えられるなぁ。 専門書にもそのパーツを紹介した記事は無いので、ネットを頼りに再度探してみたが、捜索は困難を極めた。 手がかりは全くなく、あっ!という間に2日程経ってしまった。 どうしようか?考えながらネットを彷徨っていたら、あるロードスター乗り達のカキコミをしているサイトがに辿りついた。 そこに僕の探しているパーツのカキコミを発見! 幸いにも発売元の名前が書いてある。 どうやら小さなショップのオリジナルパーツのようだ。 早速電話して、そのパーツを売ってもらえるかどうかを聞いてみると、快く了解してくれ、翌日の発送とあいなった。 これでダクト問題は解決した。 作業を続ける。 ラジエターを降ろし、ラジホースを外し、エンジン側のヒーターホースを外した。 さて、次はダッシュボードを外す作業だ。 難しくはないのだが、やはり手間がかかる。 まっ、ロードスターなんで、ソアラとかよりは簡単ではあるが・・・。 とかなんとか言ってるうちに、ダッシュが外れ、ヒーターコアを収めているエアBOXが見えてきた。 エンジン側のホースを外し、エアBOXを取り外す。 外したエアBOXからヒーターコア本体を抜き取り、一応コア本体にエアを吹き込んで詰まりが無いか確認する。 ん? 全くエアが出てこない(笑い)。 あらら、完全に詰まってしまってる。 ってことは、今回の漏れがなくても、いずれは交換をしなければならなかったようだ。 さっさと新品コアを用意し、エアBOXに嵌め込む。 あとはダッシュを付ければ完成。 んー、こうやって書くだけなら簡単に思えるなぁ(笑い)。 しかし、エンジン側の短いゴムホースと、バルクヘッドを貫通してヒーターコア部に接続するところのゴムホースに不安が残る。 迷ったのだが、やっぱ交換しておくべきだろう。 「そんな安いもん、最初っからメニューに入れておけよ」と言われそうだが、こういうパーツを何もかも交換することの積み重ねが大きな出費へと繋がっていくのだ。 注文を入れたが、あいにくの取り寄せとなってしまった。 これで、一旦水廻りの作業は中断することにした。 水廻りの作業が中断している間に、室内のリフレッシュをやっておくことにした。 最初から無かったAピラーの内側のトリムと、熱で変形してしまってるダッシュ中央の細長いクラッシュパッド、それにVスペの特徴であるウッドのサイドブレーキレバーを交換する。 クラッシュパッドは新しいものと古いものの材質が変えてあった。 変形のクレームが多かったからかなのか、単に下請けさんが変わったからなのかはわからない。 まあ、材質変更で良くなってること祈ろう。 サイドブレーキレバーは使用上はウッドでも問題はない。 けど、Vスペ特有のクラシカルな雰囲気を出すため、御揃いにしてあったウッドステアリングを皮巻きのものに変えてしまった後では、それだけがなーんか浮いて感じでかっこ悪いというM氏の要望で純正ノーマルの樹脂製のものに交換した。 このクルマ、ステアリングはMOMOのRACEが付いていたが、これがスレまくりでみすぼらしかった。 節約のためか、M氏に手持ちのNARDIクラッシックのホーンボタン無しを付けて欲しいと言われた。 だが、ホーンボタン無しでは車検も通らない。 それでホーンボタン注文となったのだが、なんと!輸入元のFETは、ボタン単品と、おまけにNARDIボスの輸入販売をやめてしまっていた。 まっ、ボタンが欲しけりゃステアリングを買え!と言っているわけだ。 買わない。 M氏に相談したところ「そんなら欲しかったMOMOのRACEを注文して」との返事。 MOMOのRACEは人気のあるステアリングなのだが、M氏も好みのデザインのようだ。 まあ、確かにかっこいいわ。 下回りの点検の際、フロアにオイルがべっとり付いていたのを確認していた。 シフトレバーブーツ破れでミッションオイルが漏れて、飛んだんじゃないか?と疑っていたのだが、アームレストを外すと、僕の想像通り、やはりブーツに破れがあった。 ここも交換だ。 メーターフードも傷だらけ。 良く見るとノーマルは艶無しブラックなのに、艶が・・・。 前に乗ってた人が塗装したみたいだが、その塗装の上にたくさんの傷が付いてる。 プロに再塗装してもらうのが安いか? はたまた新品を買うのが安いか? 値段を問い合わせてみると¥8、810- 微妙な値段だが・・・。 「いや、このくらいなら、もう新品買います。」 このクルマは室内外のスモールが点かなくなっていた。 電装のプロに聞いてみると、ウインカーレバーのぐらつきが原因じゃないか?と指摘された。 ウインカーレバーはライトスイッチが一緒になっているのだが、これがぐらつくなら、内部の接触不良が疑えるというのだ。 問い合わせしてみると¥19、000-もするという。 GTRよりも高いじゃん! よくよく確認すると、なるほど高いわけだ。 反対側に付いてるワイパーレバーも一体になってる。 外して確認する. 一体となったウインカー&ワイパーレバーASSYだが、固定方法には笑った。 位置を確定するための爪はあるけど、本体の固定は、ただ差し込んで周囲をバンドで締め付けてあるだけ。 シンプルで良いけど、ちょっと簡単すぎやしないかい? ウインカーレバーの付け根を確認するが、これは治るレベルの話じゃなかった。 仕方なくここも注文とあいなった。 純正部品の目に付く部分を新品交換するのって、気持ち良くて、なんかうれしくなる作業なんだよね。 儲けも無いのになんでだろうな(笑い)。
by high-drive
| 2007-04-23 22:59
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