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2007年 05月 27日
70スープラにフロントバンパースポイラーとエアロフェンダーを装着した。 フロントバンパースポイラーに関しては、オーナー自身が気に入ったデザインのものを素早く決めてくれたのだが、エアロフェンダーの選択に関しては、とても悩むこととなった。 このエアロの装着は事故でぶつけられたことがきっかけだった。 簡単な状況を説明すると、相手のクルマが右前のフェンダーに衝突し、フェンダー・バンパー・リトラクタブルライトを破壊した。 不幸中の幸いで、お互いに身体に怪我はなかったというのがおおかたの話のあらましだ。 どういう事故であろうが、事故は嫌なものだ。 特に自爆でない、クルマ同士の相手が居る事故である場合は、どちら側がより多くの責任を負うか?で揉めることが多いのだ。 多くのケース起こりうる事例では、最初は順調だった話合いが、時間が経つにつれ周囲の人間の入れ知恵?で、つい欲をかいてしまい、拗れるケースを多々みてきた。 まあ、普通の人間の思考回路があるなら、少しでも事を有利にしたいというのは当たり前のことなのかもしれないが・・・。 今回の事故だが、オーナー自身のミスは極めて少なかった。 ただ、残念ながら、交差点での事故という性格上、10対0というパーフェクトな裁定はしてもらえない。 おまけにクルマの年式が古いという判断から、仮に全損という裁定でも支払われる上限の金額はたったの30万円。 しかも、最終的には8対2という裁定に落ち着いてしまったもんだから、どんなに酷い損傷でも都合24万円しか支払われない。 よく、事故したついでにエアロを装着するという話になるのだが、今回もそれに準じたケースではある。 だが、今回のエアロ装着の場合、支払われる保険金ではとうてい賄いきれないのだ。 損傷したのは右エアロフェンダーとバンパースポイラーだ。 さて、どのメーカーのものを付けるか? 70スープラはノーマルのスタイルがかなり完成されているからか、意外にも発売されているエアロの種類は少ない。 それでもバンパースポイラーに関しては、いくつか発売されている。 問題はエアロフェンダーだ。 こいつに関しては雑誌の広告にも載ってないし、スープラだけを特集したチューニング本にも紹介されてないからだ。 僕自身、今まで聞いたことも見たことも無かったし・・・。 バンパースポイラーはオーナーに選んでもらうとして、エアロフェンダーは僕が探さないといけないのだ。 エアロの得意ないくつかの代理店に連絡して探してもらうかたわら、僕もネットで検索を試みる。 キーワードを何回も変え、2日後に探し当てたのは2つのメーカーだった。 あって良かった・・・。 1つ目のメーカーは、フェンダー上部にサメのエラのようなダクトもどき入っているのが印象的なデザインのもの。 2つ目のメーカーはノーマルのフェンダーを膨らませたデザイン。 オーナーにカラーコピーを渡して検討してもらった結果、1つ目のサメエラダクトを選んだ。 早速、電話にて詳細を聞く。 コール音はするが、出ない。 もう一度電話する。 出ない。 時間をおいてもう一度電話する。 出ない。 んー、今日は営業日のはずだが・・・。 翌日も電話してみた。 出ない。 続けさまにもう一度電話する。 出ない。 今日も休みか? それとも電話番号が間違って書いてあるのか? 一応確認したが、間違ってはないみたい・・・。 さらに翌日(翌々日)も電話してみた。 出ない。 もう一度だけ電話してみる。 出ない・・・。 あー、もう、どうなっとんや。 さらに翌日も電話してみたが、やはり出なかった。 ダメだこりゃ! オーナーに連絡して判断を仰ぐ。 「電話が繋がらないところは信用出来ない。2つ目のものに変更しましょう。」 2つ目のものはS2というメーカーのもの。 早速、電話連絡をする。 納期は2WEEKとのことで、気持ちよく発注した。 2週間が過ぎた頃、ようやくエアロフェンダーがやってきた。 クルマを修理している工場に持ち込む。 言うまでもなくこの作業は板金屋の領分だ。 ここからの仕事は板金屋に全て任せる。 この時までに事故で損傷したインナーバッフルやインナーフェンダー、それにリトラクタブルライトASSYは修理が終わっている。 バンパースポイラーは早々にDo-LuckのT-2にオーナーが決めていたんで、こちらは到着済み。 エアロが揃ったところで、以前に装着していたエアロボンネットとともに塗装を開始する。 だが、エアロフェンダーの仕上げがよくない。 バリや巣穴だらけなのだ。 このフェンダーは¥62000-。 この値段は確かに微妙な値段ではある(笑い)。 んー、仕上げの良いエアロを選びたかったんだけどなぁ・・・。 よく雑誌のモノクロページに掲載されている激安エアロほどではないが、このエアロの仕上げもイマイチな感じだ。 まずはこれらをしっかりと治さなければ! “ス”のある部分はパテを盛って乾かし削る。 “バリ”のある部分は削って形を整える。 こういった作業を繰り返し、塗装出来るレヴェルまで治していく。 まっ、塗装作業の工程が1つ増えるわけだ。 ってことは、時間も手間も増えるということなんだが、一般のお客さんにはわかってもらえない。 だから、手間がかかった分を余計にお金をいただくというのも難しいわけだ。 エアロの装着って簡単そうに思えるけど、こういう裏側があったりする。 それでも仕方なくコツコツ作業を進めなければならない。 傷の入っていたボンネットも補修して塗装する。 バンパースポイラーには大きな問題は無かった。 まあ、なんだかんで思わぬ時間が掛かってしまったが、無事エアロ装着が完了するかしないかでお客さんが引き取りにきた。 お客さんは仕事が忙しい上、遠方からの引き取りなので、両方の都合がうまく合わず、最後のチェックがおざなりになってしまった。 帰ったと思ったらオーナーから電話が・・・。 「なんか変な音がドアあたりからするんだけど、大丈夫かな・・・。」 「ドアから?」 「引き返す時間がないんで、このまま高速を使わないで帰ります。」 さらに20~30分後に再度オーナーから連絡が! 「これってフェンダー下部に開いているのダクトからの風きり音かも?風が吹くとうるさくなるから・・・。」 んー、フェンダーがスチールからFRPになったから、今まで聞こえなっかった音が入ってくるのかなぁ・・・。 翌日、オーナーから電話が! 「あの音なんですけど、アンダーカバーがめくれて路面をこすっている音でした。」 なるほど! 取り付けをしてもらった工場に連絡し、事の次第を伝える。 要は新しいバンパーの下部までアンダーカバーが届いていないため、留めが出来なかったと言うことらしい。 タイラップで繋ごうにも、新しいエアロとアンダーカバーは微妙に隙間が空いていたようだ。 後日、オーナーにクルマを持ってきてもらい、アンダーカバーを確認。 確かにこれは留める方法がない。 オーナーと相談して、遊んでいる部分を切り取ることで解決した。
by high-drive
| 2007-05-27 10:37
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