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2007年 09月 16日
今年の夏は異常に暑かったからか、例年に比べてフィルムコーティングとエアコンの修理の依頼がとても多かった。 なかでもフィルムコーティングの施工依頼は、3週間の間に連続7台のクルマにフィルムコーティングを施すという、僕にとっては超過密なスケジュールで、とても驚かされた。 このフィルムコーティング、やはりPROの自動車ガラス屋さんにやってもらうのが間違いない。 僕でもこの作業がやれないわけではないが、良質なPRO仕様のフィルムを手に入れるのが難しいし、万が一、それが手に入るとしても、量販店で売っているフィルムみたいに値段は安くはない。 つまりは商売にはならないわけだから、ここは素直にプロに作業してもらうのが得策なのである。 このPRO仕様フィルムのメリットは、断熱効果が優れていることで、夏は太陽光の熱を遮り、冬は冬で、車内の暖まった熱が逃げにくくする。 おまけに体に有害なUV-Bを99%カットすることできる。 あと、このフィルムはそこいらで売ってる安物とは違って、表面は耐摩耗性の高いハードコートを施されているので、表面に傷もつきにくく、万が一ガラスが割れたときにも飛散防止の効果がある。 まさに一石四鳥くらいのメリットがあるのだ。 しかし、暑かったよなぁ・・・クルマに乗ってエアコンが効いているにもかかわらず、直射日光がきついから、日中の移動が苦になっていたくらいだ。 だから、今夏は僕自身もフロントガラス上部にフィルムバイザーを施工してもらい、さらに後日、リアプライバシーガラスの上にもフィルムを貼ってもらった。 まあ、前に乗ってたクルマにも同じことをやってたけど、今のクルマになってからはリアがプライバシーガラスであったこともあって、このようなチューニングはまだやってなかったのだ。 ガラス面積が大きいからだろうか、このリアに貼り付けたフィルムの効果は絶大で、エアコンの効きがはっきりわかるぐらい良くなった。 夜間に後ろから受けるHIDライトのビーム(特に車高の高いクルマからの・・・)も、あまり気にならなくなったし・・・。 フロント上部のフィルムバイザーは、日中の直射日光がガンガン当たっているときにも、車内温度上昇にかなり有効だ。 それに、夕日に向かって走る時間帯にクルマに乗ることの多い僕には、目が眩むような眩しさが軽減されたこともよかった。 まあ、これだけフィルムを貼ると車内はけっこう暗くなるのだが、この暗いところから明るいところを見るっていうのは、運転時に周囲の状況がとてもつかみやすくなる。 お勧めのチューニングである。 そんなフィルムコーティングしたいくつかの車両の中に、友人M氏からの紹介で依頼を受けたZ33の今年のモデルがあった。 これのリア3面をフィルムコーティングすることになったのだ。 ボディカラーがブラックだったんで、フィルムのカラーは当然ブラックを勧めた。 ブラックのボディであれば、フィルムカラーはブラックしかない。 他のカラーだと、上品さが無くなってしまうだろう。 車体後部の太陽光線をフィルムでカットしたことにより、施工後の車内は少しひんやりとした感じになった。 ところで、このガラス屋に何度か通っているうちに、面白い光景を複数回目撃した。 この自動車ガラス屋には新車の、まだナンバーのついていない高級車が、セルフローダーに載せられて何台もやってくるのだ。 あのクルマ達は何をするのか?聞いてみたところ、新車登録前にフロントガラスそのものを熱吸収ガラスに交換するとのこと。 いやー、確かにそれは効果的だろうな。 #
by high-drive
| 2007-09-16 13:02
2007年 09月 15日
今の40歳代には懐かしい話なのだが、1987年までのウルトラ・ハイパフォーマン・スタイヤの代名詞と言えばピレリP7だった。 P7とは、その時代の国産タイヤには存在しない50パーセント扁平タイヤで、それを履いていることがちょっとしたブランドでもあった。 当時のドレスアッパーをはじめ、ストリートチューニングカーでも、愛車のパフォーマンスアップを目指す若者はこぞって装着したもんだった。 当時の主流であった13~14インチの標準タイヤを履くセダンやテンロクスポーツを2インチアップする際、この50扁平のP7はとても重要なスーパーアイテムだったのだ。 僕の友達連中も、RAYSのスーパーボルクやアウトストラーダ、BBS RS等のホイールに組み合わせて、み~んなクレジットでタイヤを買ってた。 格好は良かったが、性能面ではどうだっただろう? そりゃ、国産の60タイヤなんかよりは良かったかもしれない。 僕も装着したが、周囲の人から伝え聞いていたほどのグリップ力は無いタイヤだったよなぁ・・・。 暖まればそこそこのグリップ感が感じられたが、暖まるまでにとても時間がかかったように記憶している。 まあ、P7はヨーロッパの高性能車向けのタイヤだったから、国産車のサスセッティングの問題もあって、使いたいスピードレンジには合っていなかったのかもしれない。 まっ、絶対的なグリップ力はともかく、角ばったショルダーにうす~いサイドウォール、おまけに芸術的ともいえるトレッドパターンには完全にやられてた。 そのP7を超えるフラッグシップタイヤとして登場したのがP-ZEROだった。 P-ZEROが世に登場したのは1987年で、初めてOE装着されたクルマはあの伝説のフェラーリF-40だった。 で、そのイタリアピレリタイヤのP-ZEROが20年目を迎えリニューアルされたのだ。 今回、標準装着されるのはフェラーリ599・ランボルギーニ ムルシエラゴにガヤルド・アウディR8にS8・メルセデスS63AMG・CLK63AMG・マセラティ クワトロポルテ等などらしい。 名だたるハイパフォーマンスカーばかりだ。 で、そのリニューアルされたP-ZEROをお客さんが履くことになった。 愛用していたのはP-ZERO ROSSOだったのだが、ROSSOは今国内で品薄状態なのだそうだ。 輸入元のピレリに聞いてみても、ROSSOの入荷は未定とのこと。 それで、ある意味仕方なくNEW P-ZEROの装着となったわけである。 NEW P-ZEROはマイナーチェンジでも追加モデルでもなく、ピレリが24ヶ月かけて開発した全くの新設計のタイヤである。 数日後、送られてきたP-ZEROから漂ってくる印象は、まさに新しいニオイ満載。 聞けば、今回のP-ZEROを作るにあたり、5つの特許を取得したという。 左右非対称トレッドパターンは、ダイナミックアシンメトリックコンター&S-トリームトレッドデザインと名付けられたスポーツライクでアグレッシブな印象を受ける。 コンパウンドはナノベースコンパウンド。 カーカスはアラミド&ナイロンのハイブリッドコード。 こいつの狙いは高速走行時のタイヤの変形を抑制することが狙いのようだが、それ以外にもメリットがある。 アラミド&ナイロンのカーカスって、タイヤを軽く仕上げることが出来るのだ。 20年前にまだ業界ド素人の僕が感じたP-ZEROの凄さって、タイヤを運ぶ際に持ちあげた瞬間のその軽さだった。 (P-ZEROを履けるクルマも持ってなかったし、乗ってたとしてもP-ZEROは買えなかっただろう。なんせ、当時のサラリーは10万円だったから) あのときは素直に驚いたなぁ サイドウォールにもパーマネントアスペクトと呼ぶ専用のコンパウンドを配して、表面の劣化を抑え長期の使用にも耐えられるようにしている。 確かに、今までのP-ZEROシリーズとは違い、国産タイヤのサイドウォールのように艶々している。 また、サイドウォールはやや丸みを帯びた感じで、P-ZEROシリーズのタイヤ(システム・ロッソ・ネロ・コルサなど)とは明らかに違う印象だ。 20年目のリニューアルだから、さすがにこれは相当進化してるようだ。 これは期待出来るんじゃないかなあ。 #
by high-drive
| 2007-09-15 11:48
2007年 09月 11日
知り合いから、数日前からキーレスの作動が鈍くなってるんだけど修理出来る?と聞かれた。 以前からも、物陰などで遮られた場合は動かないことは多かったが、今回は何回も押しなおしてようやく作動するレベルになってるらしい。 「あのクルマって何年式だったっけ?」 「えーっ、平成15年式ですけど・・・。」 「今の走行距離ってどのくらいになってる?」 「えーっと、6万3千キロです。」 このやりとりで大体の想像はついたが、とりあえずは確認してみようと思い、クルマを持ってきてもらうことにした。 一応接触が悪くなったということも考えられるから、キーレス本体を分解して確かめてみた。 ボタン電池を何度か外して付けて・・・。 しかし、キーレスの動作は悪く、やはり何度か押さないと作動しない。 キーレス内部の基盤にもおかしなところはない。 これで確信した。 これはただの電池切れだろう。 「へー、これって電池で動いてたんだ・・・。」とは、オーナーの弁。 えっ!しらなかったの??? ボタン電池にはいろいろな種類があるから、キーレスから外したボタン電池を持って、電池を買いに行ってもらう。 同じような大きさでも品番違いとかあるし・・・。 意外にも、キーレスに入ってたボタン電池はなかなか置いていなかったらしく、何件かのホームセンターやコンビニを梯子したらしい。 ようやく家電量販店で見つかったとのこと。 電池を入れ替え、キーレスを元に戻す。 ロック・アンロックの動作は元に戻ったのでした。 まあ、簡単なトラブルだったけど、そんなことでもオーナーにとっては一大事にはちがいないわけで・・・。 #
by high-drive
| 2007-09-11 17:54
2007年 09月 10日
(ビカビカに光るメッキホイールがワインカラーのボディに映える) 4ヶ月くらい前に古くからのお客さんであるS君から久々にメールが届いた。 このS君は僕と同じF-1のファンである。 今回もてっきりF-1に関するメールだろうと思っていたのだが・・・。 S「友達がbBを買ったんで、それに似合うホイールを探して欲しいんですけど・・・。」 僕「ほーっ、bBかぁ、なんか奇遇だなぁ。2~3日前にお客さんから頼まれて、今ちょうどbB(中古車)を探してるところなんだよね。」 ちょい前から資料も集めてるし、グッドタイミングじゃん! 僕「bBなら純正が15インチだから2インチアップの17インチで決まりでしょ。」 S「17インチですか?予算にもよるけど16インチでも良いと思います。」 僕「ホイールデザインは車体の形が角ばってるから、やっぱアメ車のバンをドレスアップしたみたいな雰囲気で・・・。」 S「ん?角ばってないですよ・・・。あっ!bBは新しいやつです。なんか、ヌメヌメした感じの今のモデル・・・」 僕「えっ!新しいやつ!」 S「そうです。現行型のbBです。」 僕「ミュージックプレーヤーか、で、何色?」 S「なんか、暗いワインレッドって言ったらいいかなぁ・・・。」 正直言って新しいbBに関しては何も知らなかった。 ただ、シートが寝たままで沈み込むという、なんかいやらしいリクライニング機構が付いてるのだけは知ってた(笑い)。 僕「ちょっと調べてみるよ。」 S「任せますんで、よろしくお願いします。」 任せると言われると正直ビビってしまうが、任せられた以上は良いものを選びたい。 いつもの「もしもオーナーが自分だったら・・・」の精神で慎重に考えるしかあるまい。 僕の持っている資料は初代のbB(3#系)のものであったから、何も情報は載っていなかった。 インターネットで現行bB(2#系)のインチアップ情報を調べるが何も引っかかってこない。 本屋に出向いてみるも、新しいbBに関しての専門書は出ていないようだった。 こうなりゃ生の情報をもらうしかない! 馴染みの業者さんに電話してみる。 やはり、その道のプロの意見は参考になる。 かなり的確なアドバイスをもらえた。 ホイールマッチングに詳しいその業者が言うには、現状でジャストサイズを選ぶなら16インチが無難という話。 残念ながら20系bBは既存の17インチホイールを装着するのがとても難しいクルマであった。 その理由はインチアップした場合にその外径にドンピシャな17インチタイヤがないこと。 「いやいや、純正オプションでもモデリスタモデルでも17インチ装着車があるじゃない?」 「雑誌だと18インチつけてる奴もいっぱいいるし。」 なーんて言われてしまいそうだ。 確かに18インチを無理やりブチ込む猛者もいるけど、それはbBというクルマの車体の大きさにあわないホイール選択だと思うのだ。 ホイールだけが走っているように見えるのは、ちょいと不細工に思える。 タイヤ外径も全然合わないし・・・。 では17インチは? bBには純正オプションで17インチ7Jサイズのホイールが用意されている。 これの画像をみてみると、このサイズが一番カッコ良く見える。 だが、それらに合わせてあるタイヤは205/40R17なのだ。 そう、205/40R17ではタイヤ外径が大きすぎる。 20系bBの純正タイヤは185/55R15だから、外径587mmの大きさである。 205/40R17の外径は596mmだから、ほぼ10mm外径が大きくなってしまうのだ。 これが16インチならば、205/45R16で588mmという理想的な数字になるのだ。 タイヤ外径が大きくなると何故良くないのか? bBはただでさえ加速の悪いクルマである。 そのbBにに外径の大きなタイヤを装着すると、もっと加速が鈍くなってしまう。 市街地のストップ&ゴーや、高速の登りでストレスを感じるのは火を見るより明らかなのだ。 むろん、ちょいと大きなタイヤを装着することで、ホイールとフェンダーの隙間を埋めて視覚的なシャコタン効果を狙うドレスアップの方法もあるにはある。 しかし、大枚を叩いてストレスを感じるなんて、正統派のチューニングではないと思う。 こういった情報を総合すると、もしも僕自身がオーナーならば17インチは付けないだろうという結論に達した。 商売ではあるけれど、やっぱ自分に嘘はつけない。 結果をS君に連絡する。 僕「17でも無理すればいけるけど、良いサイズのタイヤが無い。ちょい大きいタイヤならあるけど、加速も悪くなるし16インチが無難かな・・・。」 S「そうですか。なら、16インチで考えさせます。で、どんな感じのホイールがいいですかねぇ・・・本人はスポーティーなものが良いと言ってるんですけど・・・。」 僕「スポーティーな感じか・・・。」 デザイン選びは難しい。 携帯へいくつかの画像を送る。 S「友達はホイールをつけるのが初めてで、どれが良いのか判断出来ないそうです。僕もホイールは何度は買ったことがあるけど、ドレスアップは初めてなんで・・・。」 僕「いや、デザインの最終決定は本人がしたほうが良いよ。高い買い物なんだから。」 S「お勧めはどれですか?」 僕「う~ん、16インチだと大きさがイマイチだよね・・・なるべく大きく見えるやつが良いけど・・・。」 S「16インチかぁ・・・まあ、値段は安くおさえられるけどなぁ・・・。」 僕「どっちみち、ボディカラーがワインレッドなら、メッキホイールなんかのほうが似合うとは思うよ。」 正直言うと、どんなにデザインの優れた16インチで、それが不便を感じないジャストサイズであろうと、やはり17インチを装着したクルマにはかなわない。 例え、加速が悪かろうが、轍でステアリングをとられようが、大きいホイールにはそれを黙らせる説得力がある。 自分だったら無理しても17インチを付けてしまうかもしれない。 でも、現状で17インチを装着してしまうと、後で後悔してしまいそうな気もする。 また、16インチで「良いな」と思えるホイールが無かったのも事実だったし・・・。 bBのオーナーであるN君もいろんな雑誌でホイールを探したみたいだったけれど、気に入るようなものが見つけられないと言っていたっけ。 自信をもって勧められるものがなかった。 そうやって、この話はうやむやになってしまった。 それがこの春にあった話だ(北の国から風)。 それから時は巡り、あっ!と言う間に夏が来た。 僕が暑さで喘いでいる頃、S君から再びメールがやってきた。 S「この前のbBに乗ってる友達が、やっぱりホイールを付けたいと言い出したんですけど・・・。」 僕「あっ、あのなんかうやむやになってた話の続きか・・・。」 S「ちょっとタイヤが大きくなっても、やっぱ17インチが良いって言ってます。ホイールのデザインは相談して決めたいそう。お勧めのやつの写真を見せて下さい。」 僕「了解。もう一回調べてみるよ。ホイールの画像も用意するんで、一度話しをしましょう。」」 またもや馴染みの業者に連絡を試みてみた。 すると「ちょうど良いのがリリースされたんですよ」と言うではないか。 さっそくパソコンで画像を確認する。 ん? 第一印象は、なんかパッとしないようなデザインだけどなぁ・・・。 でも、このデザインはなんか面白い。 ありそうでなかったデザインだなぁ・・・。 そう思って、20系bBの専門書を見ながら車体デザインとホイールとをしばらく眺めていると・・・んー、むむっ、これって案外良いんじゃない? bBの車体全体から受ける曖昧なラインというか、フロントバンパーの緩めのラインに妙に合ってる気がしてきたのだ。 ホイールというのは不思議なパーツで、単体ではパッ!としなくても、クルマに合わせてみるととてもカッコ良いという場合がある。 今回のホイールはまさにそのケースだと思ったのだ! さらにこのホイールは17インチなのに6.5Jというサイズ設定がある。 さらにさらに業者さんから嬉しい情報がもたらされた。 「195/40R17サイズのタイヤが出たんですよ。」 おおっ、待っていたサイズの登場ではないか! 195/40R17ならば、6.5Jのホイールに組むのは最適である。 ちょい引っ張り気味で、タイヤのシルエットもカッコ良さそう。 S君に詳細を話すと、細かい説明がてら、N君をふくめ顔あわせをしようということになった。 たまたまだったんだろうけど、少し待ってみて良かった。 これならデメリットのないインチアップが出来る! bBのオーナーとS君が遠路はるばるやってきた。 2人が僕の報告を聞いてくれ、そのお勧めのホイールを検討してくれた。 bBのオーナーは最初スポーティーなホイールを考えていたのだが、あのbBの車体デザインにスポーティーなホイールは似合わない。 コンパクトミニバンの王道らしく、キラキラホイールで派手に仕上げようと僕は提案した。 このホイールのウリは本物のクロームメッキであることと、20系bBに無理なく17インチを装着出来るサイズ設定で、しかも全体的なデザインがbBに似合うだろうということ。 何も悪いところがない、はずもない(笑い)。 そこいらに転がっている安価なメッキ風ホイールとは値段が違う。 そう、本物のクロームメッキを施したホイールは製造単価が高いんだよね。 しかし、このbBオーナーも安っぽいものは求めていなかった。 初めてのホイール選びだったが、こういったパーツ選びに慣れてるS君のアドバイスもあり、結局は僕のお勧めを選んでくれた。 これに合わせるタイヤは2つのメーカーからリリースされていたのだが、迷わず国産品のダンロップ ル・マン703を選んだ。 これは、タイヤは国産品が最高であると信じてる僕のアドバイスをN君が快く受け入れてくれた。 ダンロップ ル・マンを選んだのは、このタイヤのショルダー部分が丸いこともあった。 ローダウンして、フェンダーアーチとタイヤの隙間の少ないクルマにショルダーの丸いタイヤ合わせると、より低さを強調出来るという理由があったからだ。 タイヤのショルダー部分がゆっくりとフェンダーの中に入っているから、光の当たる部分がタイヤのサイド部の中心に限定される。 それでフェンダーの影になる隙間がいっそう暗く見えるようになり、さらにホイールが強調される。 見よ!この輝き! クロームメッキの本領発揮だ。 これで長かったタイヤ&ホイール選びが終わった。 全体の値引き額は通販よりも安い価格とした。 後日、装着作業の為にS&N君がやってきた。 さっそく装着作業をはじめる。 ル・マン703はタイヤ内部に面白いものを装着してる。 TV CMでもお馴染みの吸音スポンジだ。 スポンジを内部に貼り付けるなんて、なんて凄い発想なんだろうと思う。 内部にこんな仕掛けをしたタイヤって初めてじゃないだろうか? 僕は素直に感心した。 ただ、実際の効果のほうはどうなんだろ? そうこうしてるうちに問題なく作業は終了。 クロームメッキのホイールがbBのボディに映える。 N君も思っていた以上にカッコ良くなったクルマを見て満足そう。 後日、S君にN君の様子を尋ねた。 「N君があのホイールを相当気に入っています。相談して良かったと言ってました。」 この一言を聞きたかった。 長い時間悩んだ甲斐があったというもんだ。 #
by high-drive
| 2007-09-10 11:21
2007年 09月 05日
あれは夏の暑い日だった。 車内に表示される外気温計は36℃を伝えている。 オートエアコンも全開で冷たい風を送っているのだが、ジリジリとした陽射しも手伝って、あまり効いていないように感じる。 なんか、ぬる~い感じだ。 その長い下り坂を降りているときに、その症状は出た。 ガチャガチャとデッキ内部から音が聞こえていたと思ったら、液晶画面に恐ろしい文字が・・・。 (ハードディスクが使用できないため、ミュージックサーバーはご利用できません。) なんじゃこれ? このHDDナビデッキは地図をアップデートする際に、中のハードディスクを抜いて、そのディスクだけ送るのだが、その抜いたままの状態でもTV・ラジオ・CDは聞けるようになってる。 確か、そのハードディスクを抜いた状態で使うと、同じ文面が浮かんだことがあったっけ。 まあ、でも今はそういう状態じゃないしな~。 ・・・・。 なんか、いや~な予感がした。 これって、恐怖のキングボンビーが現れる前兆のような感じじゃなくて、恐怖のハードディスク壊れの症状じゃないのか? パイオニアのカーオーディオを扱っているセールスに電話を入れてみると・・・。 「ははっ、壊れましたか。このモデルって何年目ですかね?」 「え~っと、4年かな?」 「まだ4年ですか・・・このモデルは、まっ、ちょいちょいハードディスクの壊れは出てますね。確率としては100件に2~3件かな。」 「・・・・。」 どうやら壊れてしまったようだ。 まあ、お客さんにこういった商品を売る際には、記憶されたデータは保証出来ないと言っておくのがセールスの基本。 まあ、記録が消えてしまうなんてことはほとんどないのだが、一応言っておけば責任は回避できるから。 しかし、そのトラブルがまさか自分のデッキに起こるなんて・・・。 今年は驚くほど暑いからだろうか? いや、僕の日頃の行いが・・・。 などと、つらつら考えていたが、考えていてもはじまらない。 いっそ買い換えるか? 出来ればトップモデルであるサイバーナビにしたい! しかし、サイバーナビは30数万円・・・。 今の僕にはとても難しい金額だ。 まあ、修理代金を聞いてから判断するか・・・。 修理代金を問い合わせすると、修理出来ない最悪の場合で3万ちょいとのこと。 なかなかの金額だが、これなら無理なく払える金額ではある。 今使っているナビの機能は今ひとつではあるが、満足してないわけではない。 こいつは修理するしかない! さっそく翌日に修理に出したが、このディスクを修理出来ない場合は新しいディスクと差し替えになるとのこと。 ・・・ってことはハードディスクは新品になるってこと。 新品のハードディスクというのは聞こえはいいが、実際には記録がなーんにもなくなってしまうということになる。 つまりは何百曲という音楽がなくなってしまうのだ! それはとても困ることなのである。 幸いにも2倍速で録音出来るが、それでも録音しなおす時間が膨大だ。 レンタルや友人から借りて録音した曲もあるしなぁ。 しかし、今回のケースは仕方ないだろう。 なんせ記録されたデータに関しては責任をもってもらえないのだから。 提出したハードディスクは修理できない壊れかただった模様で、新しいディスクに差し替えられて戻ってきた。 暑い夏が終わろうとしているが、あれから録音できた曲はまだ僅かである #
by high-drive
| 2007-09-05 17:31
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